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歯並びが悪くなる原因と、その影響

歯並びの悪くなる原因

遺伝的な要因は、歯並びに最も大きな影響を及ぼしますが、悪い歯並びの多くは1つの原因から起こるのではなく、複数、さらにはそれらが影響しあい現れてきます。

遺伝的要因 後天的要因
  • 歯の大きさ
  • 歯の形
  • 歯の生える時期
  • 骨の発育
  • 骨の形
  • 乳児期のむし歯
  • 乳歯の脱落
  • 指しゃぶりの癖
  • 頬づえの癖
  • 噛み方の癖
  • 舌の癖
  • 唇の癖
  • 口呼吸

歯並びが悪いことで起こる問題

  • ものがうまく噛めない
  • 顎の発育が悪くなる
  • 発音が悪くなる
  • 虫歯、歯周炎、歯槽膿漏になりやすい

それだけじゃない!歯並びは体にも影響します!

歯並びや咬み合わせが原因で、全身に悪い影響が出ることがあります。

消化器官に与える影響

通常、食べ物は口の中で細かく砕かれ、噛むことによって十分に分泌された唾液に含まれる消化酵素で消化しやすい状態にしてから胃に送られます。
咬み合わせが悪いと、よく噛めないため唾液の分泌が悪くなります。
あまり噛み砕かれない上、唾液も充分ではなく、消化しにくい状態で食べ物が胃に送られるので、胃腸は大きな負担となります。

神経に与える影響

咬み合せが悪いと、片側だけで噛むなどのバランスの悪い癖がつきます。
そうすると、顔の筋肉に偏りが出るのはもちろんですが、噛む筋肉は首や肩の筋肉と連動してるので方や首のコリを引き起こします。
首には大切な血管や神経がありますので、それらが圧迫され、片頭痛、目の疲れ、体のゆがみなどの様々な症状の原因にもなります。

顎関節症(がくかんせつしょう)

歯並びが悪いと、偏った筋肉の使い方をするので、顎の関節に無理な力がかかります。
そうすると、関節と頭の骨の間にある関節円板がずれてしまい、顎関節症を引き起こします。
顎の開け閉めの時に引っ掛かる感じがしたり、ガクガクと音したりするのが、主な症状です。

また、歯並びの悪さに対するコンプレックスは大きなストレスの原因です。
顔や体の歪みにより、神経が圧迫される事や、それが原因でおこる様々な症状もまた、ストレスの原因になります。
ストレスは、就寝時の無意識の食いしばりや歯軋りを引き起こし、顎関節症へと発展していきます。

精神面に及ぼす影響

歯並びの悪さは、見た目に関わる事ですので、大きなコンプレックスとなる事が多く、消極的で、内向的になってしまう場合があります。
笑うことは、人生における大きな喜びです。
それを、思うように出来ないという事は精神に大きな影響を及ぼします。

脳神経への影響

よく噛むことで、脳に良い刺激が加わり、脳神経の血流が促されます。
子供の知能の発達や、老人性痴呆にも大きくかかわっているといわれています。